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記事: すり鉢で作る、バーニャカウダソース

すり鉢で作る、バーニャカウダソース
おいしいもの

すり鉢で作る、バーニャカウダソース

島根県、石見焼きの伝統を受け継ぐ元重製陶所(もとしげ )は、古くからすり鉢作りを続けてきた窯元です。

すり鉢の要である櫛目は、型押しではなく専用の道具を使って一つ一つ手作業で付けられています。鋭い先端が素材をしっかりと捉えること、裏面のシリコンと安定感のある深いボウル型が、余分な力をかけずに短い時間での調理を叶えてくれます。

鋭く尖った櫛目。

底に埋め込まれているシリコン。このグリップ力が擦る力を軽減してくれます。

このすり鉢を使って作る、春野菜のレシピを2つ、北の住まい設計社カフェのシェフに教えてもらいました。すり鉢の中で完結するお料理です。

これからの野菜が美味しい季節に、何度も作りたくなる2品。

まずは、バーニャカウダソースの作り方をご紹介します。

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すり鉢で作る、バーニャカウダソース 

<材料(2人分)> 

・にんにく 100g(5〜6かけ)
・EXVオリーブオイル 100cc
・アンチョビ 10g(2〜3匹)
・粉チーズ(グラナパダーノやパルメザンチーズなど) 10g
・塩 ひとつまみ程度
・生クリーム 大さじ1強、お好みで(入れなくてもok)

・牛乳(にんにくの臭み消し用) 適量

・野菜 好きな野菜をたっぷり

シェフが用意してくれた、目にも嬉しいたくさんの春野菜。

アンチョビは、このスカーリアさんのアンチョビフィレがおすすめです。酸化、生臭さのない、おいしいアンチョビ。味の決め手になります。

 

 <作り方>

*下準備①
にんにくは芽を取り小さな鍋に入れ、ひたひたの牛乳でふつふつ、串が通るまで茹でて臭みを消します。

*下準備②
野菜の下拵えをします。生のものは水につけてぱりっとさせたり、食べたい大きさにカットする、茹でる、蒸す、など準備しておきます。

材料の用意ができたら、すり鉢で順番に合わせます。

1. 牛乳で下ゆでしたにんにくから、すり鉢で潰します。形がなくなるまですりつぶします。

(すり鉢が小さかったので、サイズを変えました・・)

2. アンチョビを加えてすりつぶします。*アンチョビは細かく切ってから入れたほうが良さそうです。

3. 粉チーズ、塩、オリーブオイルを加えます。オリーブオイルは3回くらいに分けて、少しずつ混ぜ合わせます。

すり鉢の底についているシリコンのおかげで、抑える手に力を入れなくて良いのはとても楽ちん。手は添える程度でも離してしまっても大丈夫、両手で擦ることもできます。

4. 生クリームはお好みで。入れるとまろやかさとコクが出てリッチな味わいになります。

完成です。にんにくたっぷり、栄養満点のバーニャカウダソース。
熱々に温めて、ディップソースにしてお召し上がりください。

美しい野菜たち。お皿との組み合わせ、盛り付けも楽しいですね。
このお皿は、鹿児島県の CHIN JUKAN POTTERY のもの。とても素敵です。(ショールームでお取り扱いしています。)

温めずに、そのままドレッシングにしてもおいしいです。

プロセッサーなどで作るときよりも、熱が加わっていないのでオリーブオイルの香りや味わいがしっかり残っていて風味が豊かです。

野菜がたくさん食べたくなるおいしいバーニャカウダソース。
思い立ったら作れる気軽さもうれしいところ。

今年も会えたスノードロップを飾りました。春の訪れ、春の野菜たち・・新しい季節のエネルギーごと、おいしく栄養を体に取り込んで、元気が湧いてきます。

おいしい野菜が手に入ったら、ぜひ作ってみてください。 

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 元重製陶所
大正14年の創業以来、石見焼の伝統を受け継ぎ、水がめ・漬物用かめ・すり鉢・園芸鉢などの生活陶器を全国に出荷してきました。 石見の土は耐火度の高く、その焼成温度は通常の陶器よりもはるかに高い1300℃以上。まるで磁器のように硬くて軽い丈夫な器になります。そのため、耐水性・耐酸性・耐アルカリ性にすぐれ、塩害、凍害にも強く、その特徴が鋭く欠けにくいすり鉢のくし目に活かされています。磁器とは異なり、陶器の表面には特有のザラザラ感が食材をしっかりと捉えます。

もとしげ のすり鉢

白、黒、それぞれ大中小の3つのサイズ。このレシピは中のサイズがおすすめです。

もとしげ のすり鉢 商品ページはこちらです。>>

おろし器もあります。>>

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このレシピにおすすめの食材

 

 

サルバーニョエクストラバージンオリーブオイル

スカーリアさんのアンチョビフィレ

アドリア海の天然塩