マルセイユ石けんで木製品のクリーニング
マルセイユ石けんの72%がオリーブオイルを主とする植物オイル。人の肌も木肌も、汚れをしっかり落として、油分で保湿します。
北の住まい設計社では長年、家具のお手入れにもおすすめしています。
手垢などの黒ずみ、クレヨンの汚れ、油染みや水滴など、汚れの程度によって使い方を調整できるところもマルセイユ石けんの魅力です。
【クレヨンの汚れもきれいに落ちます】
東川ショールームのキッズルームのテーブル。
クレヨンでお絵かきしてもらうことが多いので、よくクレヨンがついています。クレヨンの汚れもマルセイユ石けんできれいに落とすことができるので、長年使っていますがとてもきれいです。
薄く残ったクレヨンの跡。
大まかに汚れを落とした後のうっすらとクレヨンが残っている状態です。マルセイユ石けんできれいにしたいと思います。
用意するのは、
・お湯
・マルセイユ石けん
・スポンジ
・雑巾
スポンジをお湯につけてから、マルセイユ石けんをしっかり泡立てます。
たっぷりの泡を使って、汚れを落とします。
クレヨンの部分は木目の中に入った汚れを落とすイメージでゴシゴシ擦ります。
汚れが取れました。
汚れを浮き上がらせるためと、保湿のために泡をのせたまましばらく放置します。
固めに絞った雑巾で表面の汚れた泡を拭き取ります。
浮き上がった汚れが落ちました。全体的にきれいになったと思います。
薄く残っていたクレヨンもきれいに落ちました。
全体的にワントーン明るくなりました。イタヤカエデの木目がきれいです。
お手入れ後の、木肌の美しさを見るのは、メンテナンスの醍醐味です。
乾いた後、ザラザラしていたり擦った跡が残っているときは、目の細かい紙やすりで撫でるとツルツルになります。
必要に応じてオイルなどを塗ってください。
家具の汚れは 、 LEINOSのベジタブルソープでも落とすことができます。
【表面の汚れが気になるとき】
テーブルやデスクの天板など、普段は水拭きだけで十分ですが、黒ずみや汚れが気になるときは、ぬるま湯で軽く絞った台拭きにマルセイユ石けんをすり込み全体を拭きます。
木目に沿って拭きあげて、汚れが強いところは念入りに。最後に乾拭きすると油分が適度に残ってきれいに仕上がります。
【床の拭き掃除に】
家具と同じように、無垢の木の床にもおすすめです。
普段の拭き掃除の時に、お湯で溶かしたマルセイユ石けんを加えて水拭きしたり、雑巾に石けんを擦り込んで床を拭きます。
汚れが落ちて、しっとり仕上がり気持ち良いです。
タイルや塗装した床の拭き掃除など素材を選ばずお使いいただけます。
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たくさんの使い方があるマルセイユ石けん。
5回のコラムでご紹介します。ぜひご覧ください。