コンテンツへスキップ

カート

カートが空です

記事: Stinaのカルダモンロール

Stinaのカルダモンロール
おいしいもの

Stinaのカルダモンロール

スウェーデン、ゴットランド島に暮らすアーティスト、彫刻家のStinaに教えてもらった、とびきりおいしいカルダモンロールのレシピをご紹介します。

*Stina の作品、Skulptur fabrikenの商品はこちらからご覧いただけます。>>

古い納屋を改装した、Stinaの工房とショップ、カフェには夏の間たくさんの人が訪れます。シナモンロール、カルダモンロール作りの名人でもあるStinaがお店で焼いているレシピを教えてもらいました。

シナモンロールも人気ですが、カルダモンロールはもっと人気。みんなコーヒーと一緒に、庭でゆっくりおしゃべりしながらfikaを楽しんでいました。

 

日本だとカルダモンは、鞘に入ったホールか、パウダー状のものを買うことができますが、カルダモンをたくさん使うスウェーデンでは、鞘の中の種だけを取り出したカルダモンシードがスーパーなどで売られていました。

このレシピでは、薄緑色の鞘に入ったホールカルダモンを用意して、鞘から種を取り出し、ミルやすり鉢で細かくした種をたっぷり使います。

カルダモンの強い香りがおいしさの要です。(鞘ごとパウダーにしたものだと香りがの弱いので、ぜひこの方法で。)

スーパーなどで買えるスパイスの瓶1本分で、だいたい15〜20個作ることができます。

やみつきになるおいしさです。ぜひ作ってみてください。

カルダモンをシナモンに変えると、シナモンロールも作れます。

ーーーーーーーーーーーーーーー

材料(約20個分)
<生地>
◎有塩バター 120g
◎塩 ひとつまみ
◎カルダモンシード(ホール) 種だけを挽いたもの 大さじ1
・ドライイースト 小さじ1
・グラニュー糖 200ml
・薄力粉 900ml〜1L
・牛乳 500ml(または、牛乳300ml+ヨーグルト200mlを合わせる)
*ヨーグルトを加えると生地が軽やかにしっとりします。おすすめです。

<フィリング>
・有塩バター 120〜130g
・カルダモンシード(ホール) 種だけを挽いたもの 大さじ1〜2
・ブラウンシュガー 80ml

<トッピング>
・卵黄 1個分
・牛乳 大さじ1
・カルダモンシード(ホール) 種だけを挽いたもの 適量
・ブラウンシュガー 適量
**今回は、カルダモンシードが足りなくなってしまったのでパールシュガーをトッピングしました・・

ーーーーーーーーーーーーーーー 

【準備】

・オーブンは、200℃に余熱します。

・カルダモンの鞘から種を取り出し、ミルやすり鉢で挽きます。

生地に使うカルダモンはこのくらいの細かさに挽きます。トッピング用は、もう少し粗目に。

 

【作り方】

1. 鍋に、生地の◎バター、◎塩、◎カルダモンシードを入れて、中火〜強火にかけてバターを完全に溶かします。

2. バターが溶けたら、牛乳(または牛乳とヨーグルトを合わせたもの)、グラニュー糖を加えます。37度くらい(人肌)になったら火を止めて、ドライイーストを加えます。

 

3. 薄力粉を少しずつ加え、木べらで混ぜ合わせます。

まとまるギリギリのやわらかさになるように、小麦粉の量を調整します。小麦粉を入れすぎて固くならないように気をつけます。

 

4.  鍋から生地を取り出し、たたむように数回大きくこねます。まとまった感じになったら生地に濡れ布巾をかけ、1時間ほどねかせて発酵させます。

 

発酵したら・・・

5. 生地を長方形に伸ばします。生地の厚さを5mmくらいに、平らにします。

 

6. フィリング用のバターを温めてクリーム状にし、生地全体にまんべんなく塗ります。

 

 

7. フィリング用のブラウンシュガー(きび等を使いました。)、カルダモンシードを全体にまんべんなく振りかけます。

 

カルダモンシードも全体にたっぷり。

 

 

8. 長辺を半分に折って、1.5cmくらいの幅に切ります。

 

9. 成形します。リボン状の生地を転がしながらねじります。全体的にしっかりねじります。

 

生地を時計回りに2回巻いて、二重の円形を作ります。

 

真ん中にぐるりと巻きつけて裏側で留めます。

 

天板に並べて、濡れ布巾をかけて10〜15分ねかせます。

 

12. トッピング用の卵黄と牛乳を合わせてハケで塗り、ブラウンシュガーとカルダモンシードをトッピング。

(・・・するのですが、足りなくなってしまったので今回はパールシュガーをトッピングしました。) 

 

 

13. 200℃のオーブンで、12分焼いて、完成です!

コーヒーを淹れて、おやつにしましょう!

 

 

カルダモンロールとコーヒーは最高の組み合わせ。

外で食べるといっそう美味しく感じます。おやつにぜひ作ってみてください。

オーブンで温め直す時は、霧吹きなどでスチームするとふっくらおいしくなります。

ーーーーーーーーーーーーーーー

スウェーデン、Månses Designの食器のシリーズ「OVANAKER」のブルーラインは日常の食事やお茶のシーンにおすすめです。

オンラインショップでご紹介しています。ぜひご覧ください。

Månses Design OVANAKERシリーズの食器>>